ハイトピア伊賀について

 伊賀鉄道上野市駅前に立地する、公共公益施設、店舗、事務所などが入居する総合施設です。
 近くには伊賀上野城や上野公園、遠くには伊賀盆地北部の山々まで見渡せる絶好のロケーションで、教育文化活動、健康活動やお買い物などを楽しんでいただくことができます。

施設の概要

施設建築物は、公益施設、商業施設、業務施設等を整備し、賑わいの拠点を形成します。
外観デザインについては、市民委員らによる7回のワークショッブで提案された次の方針に基づいています。

  • 歴史的ゲート・地理的ゲートに相応しいシンボルとなるデザイン
  • 人々を迎え入れ、交流を生む開放的なデザイン
  • 伊賀の歴史や地域性に調和したデザイン
敷地面積 2,339.37m2
建築面積 1,818.98m2
延べ床面積(容積対象面積) 10,248.762(8,449.06m2
建ぺい率 77.76%
容積率 361.17%
構造 鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造
階数 地下1階 地上5階(高さ30.43m)
主要用途 公益施設、公益業務施設、商業施設、業務施設、駐車場

名称について

 広報いが市、市ホームページなどを通じて平成23年3月1日から31日まで、再開発ビルの名称を募集したところ、全国から2,449通の応募をいただきました。
 応募作品は「上野市駅前地区市街地再開発ビル名称選考委員会」で厳正に選考した結果、「ハイトピア伊賀」が最優秀賞に選ばれました。
 「ハイトピア」は、俳聖松尾芭蕉翁のふるさとで俳句の都「俳都」と理想郷の「ユートピア」を組み合わせたもので、伊賀市の新しい顔として、伊賀らしさ、親しみやすさを表現しています。

事業の経緯

平成16年 5月 上野市駅前地区再開発協議会設立
平成17年 8月 上野市駅前地区第一種市街地再開発事業の都市計画決定
平成18年 4月〜 上野市駅前再開発ビル外観デザインワークショップ開催
平成19年 4月 上野市駅前地区第一種市街地再開発事業計画決定
平成20年 3月 権利変換計画認可、権利変換期日
  11月 伊賀市中心市街地活性化基本計画認定
平成22年 3月 施設建築物建築確認・バリアフリー新法適合認定
  10月 施設建築物新築工事着工
平成23年 7月 施設建築物名称決定「ハイトピア伊賀」
  11月 道路等公共施設整備工事着工
平成24年 2月 ハイトピア伊賀管理組合設立
  3月 「ハイトピア伊賀」竣工
平成25年 3月 道路等公共施設整備工事竣工

業務推進体制

施工者

伊賀市

市街地再開発審査会

会長 芹澤 高斉(三重中京大学現代法経学部准教授) ほか委員5名

総合協力

横島 毅(全国市町村再開発連絡協議会顧問)

コンサルタント

事業推進・権利変換・管理運営計画 株式会社 都市問題経営研究所
事業計画 独立行政法人 都市再生機構
基本設計 株式会社 日本設計関西支社
補償 一般財団法人 日本不動産研究所
商業計画 株式会社 オーク計画研究所
建築設計・監理 株式会社 日本設計関西支社

建築施工

フジタ・中里特定建設工事共同企業体